【2歳児へのおすすめ読み聞かせ絵本】コドモザウルス
今回は、 恐竜の絵本 のご紹介です。
男の子が化石になってしまう、ファンタジーなお話です。
恐竜もカラフルでかわいく、恐竜好きはもちろんのこと、恐竜好きじゃなくても楽しめる絵本だと思います。
おすすめ読み聞かせ絵本の基本情報
題名:コドモザウルス
作:土屋 富士夫
発行所:株式会社 佼成出版社
詳細:32P 25cm
おすすめ読み聞かせ絵本の内容
恐竜大好きなダイちゃんは、恐竜図鑑を読みながら眠ってしまいます。
鼻がくすぐったくて起きると、人間はおらず恐竜が暮らす世界に来ていました。
そして、ダイちゃんは声を出すことも動くこともできない、化石になっていました。
ダイちゃんは、研究所に運ばれ調べられました。
そして、ヘンテコで情けないコドモザウルスの化石として発表されます。
ひどい研究結果に、違うということを伝えたいダイちゃんですが、化石のためそれはできません。
その内眠ってしまい、起きると友達と犬がいて、遊びに誘われます。
読み聞かせ絵本のおすすめポイント
化石視点が新鮮
ダイちゃんが化石になっちゃうという展開がよかったです。
最初から びっくりな展開 で、その後も驚きの連続でした。
話すことも動くこともできず、化石の少ない手がかりから、勝手な解釈をされてしまうダイちゃん。
相手の立場に立って、きちんと話を聞かないと、本当のことは見えてこないということを考えさせられました。
もしかしたら、恐竜もダイちゃんみたいに、私たちに言いたいことがたくさんあるのかなと思いました。
いろんなことを考えさせられる、お話の展開でした。
カラフルな色の恐竜
色鮮やかな恐竜 が目をひきました。
形や模様、色も恐竜によってさまざまで、見ていて楽しかったです。
メガネや帽子をつけて、人間みたいな恐竜も、妙に似合っていて、おもしろかったです。
終わり方も最高
私は、 最後の終わり方がとても気に入りました 。
現実に戻って終わり…だけじゃなくて、
ダイちゃんにとっては、とても貴重な経験になったのだろうなという終わり方でした。
息子も、いろんな経験をして、それを活かして生きていってくれると良いなと思いました。
恐竜好きな子に
息子は恐竜が好きで、この絵本を開くと、 恐竜のフィギュア を持ってきて出していました。
絵本と見比べて、フィギュアと同じ恐竜を見つけるのが楽しそうでした。
いろんな恐竜が出てくるので、お子さんと好きな恐竜を見つけてください。
終わりに
展開が楽しく、考えさせられる、ファンタジーな恐竜の絵本でした。
文章はそんなに長くはなかったですが、息子には、まだ内容は難しいかなと感じました。
先が気になる展開だったので、 最後まで楽しく 読み聞かせができました。