スーの絵本ブログ

息子に読み聞かせた絵本について書いています。

【2歳児へのおすすめ読み聞かせ絵本】あめだま


今回は、 韓国の作者の絵本 です。

心あたたまるファンタジー なお話です。

最初に絵本の表紙を見たときは、少し怖いなと思いました。

でも、読んでみるとほっこりするお話で、人形もかわいく感じてきちゃいました。

韓国のお話ですが、関西弁なせいか、あまり異国感を感じませんでした。

日常の何気ない幸せを、実感するお話だと思いました。

ちなみに、ペク・ヒナさんは、絵本作家として、2020年にスウェーデン政府が毎年授与する、アスリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞しています。

おすすめ読み聞かせ絵本の基本情報

題名:あめだま
作:ペク・ヒナ
訳:長谷川義史
発行所:ブロンズ新社

おすすめ読み聞かせ絵本の内容

仲間に入れてもらえず、一人でビー玉遊びをするドンドンくん。

ビー玉だと思って買ったものは、あめだまでした。

そのあめだまを舐めると、舐めている間、ソファーや飼い犬、お父さんなどの心の声が聞こえるようになりました。

そして、飼い犬が自分を嫌っていないことや、お父さんが自分をとても愛してくれていることなどを知ります。

そして、最後は自分から友達に話しかけます。

読み聞かせ絵本のおすすめポイント

個性的な人形

この絵本は、人形とセットを手作りし、それを写真で撮ってつくられています。

妙にリアルな人形 が少し怖いなと思っていました。

しかし、読み聞かせを終えてみると、ふとした表情や動きがかわいい男の子だなと感じました。

あたたかい話

読み終えた後に、 ほっこりするお話 です。

普段は、なかなか気付くことができない、家族の愛情を感じることができるお話でした。

また、愛情を感じて変わっていく男の子に、親のような気持ちになりました。

身近に感じる

ファンタジーで、海外の作品ですが、 何気ない男の子の日常 が描かれているので、身近に感じました。

ビー玉が好きなところも、ビー玉と間違えてあめだまを買うところも、何だかとても子どもっぽい。

息子もビー玉やボールが大好きです。

あめだまを舐めると心の声が聞こえるというお話も、何だか本当にありそうに感じちゃいました。

繊細でキレイ

手作りのセットと聞いてびっくりしました。

本物そっくり です。

そのセットを写真で撮影するからこそなのか、陰影や光の加減が絶妙です。

絵本の中の紅葉の風景がとてもきれいでした。

終わりに

幸せな気持ちになる絵本 でした。

息子にはまだ早いかなと思っていましたが、会話文が多く、テンポよく読み聞かせることができました。

手作りの人形とセットがリアルで、絵が描かれている絵本とはまた違ったよさがありました。

ぜひ一度読み聞かせてあげてください。